よくある悪徳訪問業者が使う手口

訪問販売

家の屋根の状態は日頃から屋根の上に上がり見ていないとよくは分かりませんが、まず、常日頃から自宅の屋根の上に上り屋根の状態を見ている人はまず、いないはずです。悪徳訪問業者はそういった日頃から見ない所をターゲットにし、高額な値段でリフォームを行おうとします。これから紹介するのはその一例になります。

 

※ケース1 無料点検によるビデオ、写真詐欺

こちらのケースは悪徳訪問業者の方が自宅を訪問し、高額な修理代金やリフォーム代金を請求するケースになります。例を挙げますと被害者であるAさんの家に悪徳業者の方がインターホンを慣らし、「あなたのお宅の屋根瓦が見えたのですがずれているように感じます」などと言い、屋根の上に上がり写真を撮影してみても良いかどうかを確認してきます。この時、悪徳業者の方は屋根の確認作業は無料と言ってきます。確認だけなら無料と言うことでAさんが受託すると悪徳業者は屋根の上に上がりますが、この時、本当にAさんの家の屋根の映像や写真を撮っているかどうかは分かりません。別の家の屋根瓦の可能性もある上、ひょっとすると悪徳業者の方の自宅の屋根瓦をズラした写真かもしれないのです。悪徳業者は屋根から下りてくると大抵「屋根瓦がずれていて水が浸入した形跡がありこのまま掘っておくと屋根が腐ります」などと言い不安をあおりAさんに屋根の修理をアピールします。Aさんが修理を依頼すると後日、高額な修理料金が発生すると言うケースです。

このケースの問題点はずばり、業者のAさんの自宅の屋根の写真や画像が本当にAさんの自宅のものかどうかと言う点と、週輪姦する見積もりを製作する前にAさんが高等で修理を依頼した点にあります。実は屋根のリフォームや修理には明確な修理代金やリフォーム代金はなく、見積もりをすることにより始めて料金が分かります。ですからこのケースの場合ですと、まず、Aさんは本当にこの写真や画像が自宅の屋根の写真かどうかを確認する必要性があります。もし、屋根瓦の色やデザインが違っていたのなら悪徳業者を詐欺で訴えることもできますし、即刻に警察に突き出しても問題はありません。理由は詐欺罪にあたるからです。次に見積もりを複数社から取り、そのリフォームや修理代金が適切であるかどうかを確認してから修理を依頼するべきでした。

 

※ケース2 地域内でのキャンペーン商法

こちらのケースですと、地区エリア間でキャンペーンを行っており格安で工事を行っています。みたいな感じで悪徳業者は、被害者の自宅を訪問し、顧客を獲得しようとします。特に限定何名さまと人数制限を設けることと、人気のあるリフォームや工事ですなどと謳い文句をつけることにより工事をする事を急かす方式が多いです。こちらのケースは居座り方が多く、修理やリフォームを受諾してもらえるまで家に居座ることが多く、また、人当たりの良さそうな人なのでつい信用して修理やリフォームを依頼してしまうことが多いです。一度修理やリフォームをお願いすると、後からオプションと言う形で色々な料金を上乗せしていき、その料金もキャンペーン期間なので安いですといった形で被害者を騙すケースが多いです。

こちらのケースの問題は、まず、悪徳業者の方の姿勢です。居座り方は相手側が修理やリフォームを受諾するまで帰りません。ですので、面倒ごとになりたくないがゆえに修理やリフォームを依頼するといった被害者の方も多くいます。

対策としては、やはり、見積もり所の請求とどちらの施工会社から来たのか、といった身分を証明できる業者であるかの確認が必要です。また、必要以上に修理やリフォームを急かす業者と言うのは悪徳業者である可能性が高いです。

 

上記のケースのには共通して被害者の方を必要以上に急かすと言う行動が見られます。悪徳業者の方が被害者の肩を急かすのには理由があります。それは、すぐにでも現金が欲しいからです。悪徳業者は、手違反が詐欺まがいの事をしているため訴えられる可能性があるため、明確な住所や身分を提示しません。即効で相手の不安をあおり、その不安のスキに付け入り、騙すことにより、現金を得ます。逆に、時間をかけて騙すと言うことはしません。その理由は時間をかけると詐欺である被害者の方が騒ぎ出したり、騙そうとしている被害者の方が詐欺じゃないのと疑問を持ち始めるからです。この疑問をもたれることが悪徳業者にとっては最大の敵なのです。詐欺だと気付かれたらそれで終わりなのですから、時間をかけるというのは悪徳業者の方にとってはあまり良いことではないのです。逆に考えると時間をかけても懇切丁寧にリフォームや修理の見積もりや相談に乗ってくれる業者は悪徳業者などではなく良いリフォームや修理業者であることが言えます。いずれにしろ、必要以上に修理やリフォームを進めてくる上に、契約を急かすような業者や家の屋根の写真や動画を勝手に取ルる様な業者には気をつけたほうがよいでしょう。